現在のがん治療について

現在のがん治療について

胃がん治療の基本と食事について

胃がん治療の基本は、病変部の切除です。切除と言っても、切除する範囲や方法は病期や部位によって変わってきます。病期がIA期の場合は、ガンだけを切除することが可能なこともありますが、IB期から期では胃の一部、または全部を切除することになります。切除した胃やリンパ節を病理診断し、病期を確定して化学療法の必要性を判断します。手術が成功したらすぐに手術前のような生活に戻れるかと言うと、それは少し厳しいです。胃に限らず人間にとって重要な臓器を切除したのですから、気をつけて生活したいものです。療養生活は規則正しくが基本中の基本です。

やはり重要になってくるのは食事です。胃の手術後は体調さえ回復してしまえば、食事制限も無いので栄養のバランスを考え、楽しく食事することを大切にすればいいのですが、胃を切除すると胃酸の分泌量が減るので、食べ物を消化しにくくなります。さらに、鉄分やカルシウムやビタミンB12の吸収が悪くなるので、鉄欠乏性貧血や骨障害を引き起こすことがあります。ですから、これらを含む食品は積極的に摂取するように心がけることです。大豆は健康に良い食品ではありますが、煮豆などは消化に悪いので避けることです。