現在のがん治療について

現在のがん治療について

がん治療などの治療、原因療法と対症療法とは。

病気の治療には原因療法と対症療法の2つがあります。まず原因療法というのは病気の原因そのものを治療することを言います。がん治療で言うと、がんの病巣を切り取ったり抗がん剤を使ったりすることを原因療法と言います。がんそのものを治す治療です。一般的に私たちがイメージする治療、というのは原因療法のことです。原因療法は完治を目指すのであれば必ず必要な治療になります。一方で完治を目指すわけでない場合、体の負担などを考えて原因療法を行わないこともあります。原因療法を行わない場合、治療は主に対症療法を行うことになります。

対症療法というのは病気の原因ではなく、病気によって出た症状を治療することを言います。がん治療だとがんの痛みを痛み止めの点滴で和らげたり、抗がん剤を使用した結果出た副作用を和らげたりすることを言います。対症療法はあくまで出た症状の方を治療します。病気そのものの治療ではありません。なので対症療法だけで病気が完治することはほとんどありません。しかし例えば高齢のお年寄りで、体に負担をかけて無理にがんを治療するより痛みをとって余生を穏やかに過ごせるようにした方がベストなケースなどではこの対症療法が行われます。