現在のがん治療について

現在のがん治療について

父は、前立腺癌で、二つの病院でがん治療をうけました。

私の父は、81歳で亡くなってから、もう22年になります。生きていれば、103歳です。亡くなる数年前から認知症的な兆候があって、夜に、食べ物やお茶碗などを風呂敷包みにして、こっそろ家をでて徘徊するということがありました。その後、体調が悪いというので、近所のかかりつけの病院で見てもらったら、前立腺癌だということでした。それから、がん治療が始まりました。私は、その時には、まだ働いていたので、姉や妹と交代で介護しました。でも、父の癌は、見つかった時には、すでに、末期状態でした。かかりつけの近くの病院から、専門の大きな病院へ移されました。その時には、すでに脳の方へも転移していたのでしょうか、妄想にも悩まされていました。父にとっては、なれない大きな病院が、いやだったのでしょう。病院を抜け出してしまったのでした。大きな病院へは、電車で行かなければならないので、私と姉は、駅へ行ったり警察にお願いしたり駆け巡って探し出したものでした。

そんなことがあったので、また近くの病院に戻って来ました。余命は、後、2ヶ月年は越せないだろうと言われていました。私も、最後は、仕事を休ませて貰って付き添いました。大晦日、年を越せないだろうといわれていましたが、うっすら意識もあるようなので「年越しそば、食べましょうね。」と口に入れてあげたのですが、もう飲み込むことは出来ませんでした。それでも、年を越して元日に旅立って逝ったのでした。